いつも拍手ありがとうございます
いや、いつもではないんだけど
チラホラと
きつねうどんに入っているおあげを、私はラップでつつむ。
それは昔の話
私はおあげが好きじゃなかった
でも赤いきつねが大好きだ
だから私はいつもおあげをラップでつつみ
誰か家族が食べる用にした。
しかし大人になり気づくことは増える
欲しくもない感情も増えた
と、言うべきか
子供のころはその感情を意識していなかっただけかもしれないが
何事も非常に面倒くさく感じるようになってしまった
年を重ねるごとに私は怠惰になっていく
あの頃とかわらない赤いきつねは、ずっと美味しかった
だが私はかわった、いつからだろう
面倒くさくなったのだ
おあげをラップにつつむことが
そしてそれによって消費されるラップが勿体なく感じはじめた
だから今の私はおあげを食べる
決して好きになったわけではない
面倒くさいから、食べるのだ。